作庭・剪定・管理 木下造園

会社設立

人それぞれ自然に対する思い、癒し等、いろいろあると思います。
私にとっての自然は、挫折した時に慰めではなく、優しく包み込み、少しずつ心を落ち着かせてもらった事があります。
この時から自然の壮大さを感じ、自然をもっと知って周りの人たちに伝えられるようになりたいと思っています。
しかし、たくさんの自然を観るうちに、美しい景色、そうでない景色、目に見える空間の植物、石の配置を見てその個体の存在意義。なぜそこにあるのか?
そこにあることによってどのような効果があるのか、一つの空間において自然素材同士の補い合いがあるのかを感じ、考え私にとっての良し悪しを出そうと思っております。

今のところの答えとしては、すべての自然は壮大ではありますが、本当に美しい景色は多くないのだと感じております。そこで感じる私たち造園家は答えのない美しい空間を求め、その美しさを心に留めて喧騒とした都会に落ち着き、癒しの空間を提供できるように精進していきます。

会社情報

会社名 有限会社 木下造園
設立 昭和19年1月10日
事業内容 庭園設計・施工・管理
公共事業(新宿区、第三建設事務所、東京都、公園協会)
住所 〒160-0022 東京都新宿区新宿7-8-6
電話番号 03-3203-0051
FAX 03-3203-0052
業務内容 詳細はこちらをご覧ください。
過去の実績 昭和25〜26年 桜泉閣作庭

昭和26年 中筋-山ノ内古境墓地作庭

昭和40年 杉並区K邸

昭和40年 新宿区サンパークホテル作庭

昭和43年 新宿区ユーコ建物作庭

昭和47年 元東京相互銀行N邸作庭

昭和50年 歌舞伎町、国立、熊谷ホテル作庭

昭和53年 杉並区大宮八幡宮隣り

平成19年 豊島区U邸作庭

平成20年 新宿区I邸作庭

平成21年 新宿区ビオトープ整備工事

平成23年 新宿区護岸緑化工事

平成23年 港区T邸作庭

平成25年 中野区源通寺作庭

平成26年 新宿区サンルート東新宿坪庭作庭

平成27年 目黒区路地の庭作庭

平成28年 新宿区皆中稲荷神社玉垣設置工事

平成28年 新宿区プランター設置工事

三代目・プロフィール


東京農業大学・地域環境科学部・造園科学科を2005年に卒業し、京都の造園会社で日本庭園を勉強しました。日本庭園における、樹木の構成、季節に応じたお手入れの方法等、勉強した後、東京の深大寺近辺の庭師に仕え、樹木の管理だけでなく、木材、石材の加工、日本家屋の間の取り方、美意識を学びました。

また、生け花をこの業界に入って2年目から習っており、植物を使って決まった空間に彩、枝物による角度等を読み取り、美しい空間を作り上げる事に精進しております。

大事なとこは、決まった器にどのような植物をどこに生けるかによって雰囲気がガラリと変わるということです。
天・地・人の天は宇宙であってすべてをつかさどり「導くもの」、地は大地であって「従うもの」、人は人間によって代表される万物をさして「和するもの」と説かれています。

これら三つの性格の調和する姿が自然の摂理であり、それが同時に人間の生き方の規範でもあるのだという考え方が生花の理念になっており、一つ一つの物が影響を持って補い合う所にも美しさを感じます。

答えはありませんが、一生勉強の気持ちを持って追及してまいりたいと思っております。
植物のお手入れ
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庭の状態、日照条件、樹木の役割等を把握した後、その樹木に適した樹形を作り上げます。基本的な手入れとしては自然らしさが残る様な(不自然な枝の歪み等を除去し、幹と細部の枝葉が引き立ち、個々の植物の特徴がすっきりと見えるように)手入れを行います。その際、大事なのは枝の分かれる間隔と角度です。自然も日本庭園も非対象空間なので、枝の作りには気を付け、樹種にもよりますが、曲線と直線を使い分けて作り上げます。

また、一本一本の枝を丁寧に優しい気持ちを持って手入れを致します。



庭のお手入れ

樹木が伸びすぎてしまった。樹木が大きくなり過ぎて近隣に迷惑が掛かりどうにかしたい等の大木の枝降ろし、または伐採、抜根、重機が入らない所でも特殊な道具を使い樹木をご希望の形にすることができます。

また、樹木が衰弱してしまい、樹勢を回復させたい、樹木に病害虫が発生したので駆除したい等、植物、庭の事なら何でも相談に乗ります。また、引っ越し先の新規の庭の設計から、庭をリガーデンされたいというご要望に応えております。



庭の設計
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都内の街を見渡せば木造の和風建築が見えなくなり、コンクリート、サイディング、石材等の建物が多く見えます。建物の外壁だけでなく建物の内装、部屋の間取り、家具等の雰囲気でどのような庭が適していて、人の導線及び止まる場所(寛ぐ場所)を熟知した後、視線をどこからどこへ導くのか、空間を構成する個体の関係性等を考案して設計をいたします。そして、大事なことはそれらの素材を使って一つの纏まりのある実用的な空間に仕立てる事だと考えております。

風による植物の揺らめきと樹木の枝葉から通る木漏れ日、葉っぱが陽にあたり、緑が薄くなっている表情を室内からでも感じとれ、動きのある生きた絵として心に清涼感と寛ぎとなる場所を提供できればなと、思っております。
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