作庭・剪定・管理 木下造園

2020年05月の記事

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庭がだんだんできてくると気になる部分が出てきたりします。
背景となる塀は生け花でいう器のような存在です。
手前に植栽をしてくると一番遠くにある塀でも気になってしまいます。




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防腐剤塗布済みのサン木を塀に打ち付け、塀のデコボコを平らにしています。
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サン木部分に防腐剤塗布済みのコンパネを打ち付けています。この状況で庭が落ち着き、手前の構成された庭が引き立ちました。
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杉皮を張った状態です。
左右の皮の隙間はありませんが上下の継ぎ目が気になります。
まだ仕上がりではありません。
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施工後の写真です。
杉皮塀が背景として手前の庭が引き立っています。
繊細な雰囲気を感じられます。
夜にはライト(地中配管しています。)がメインとなる場所を照らし、また別の雰囲気を味わえ、庭またはベランダで食事やお茶を好きな時間に楽しめる様にしました。
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庭が徐々にできてきて、打合せを重ねていくと何かがあれば便利という話になってきます。お施主様が毎日庭に出て使い勝手が良く、寛いでいただける庭でなければいけません。
今回は庭の地面に設置してある板石を使い、テーブルを作ることになりました。
この写真はテーブル部と柱部の接着をより良くするために溝を切っている写真です。
この台は、池のゴミを回収する時、庭でバーベキューなど数人で楽しむ時に使う台など、使い勝手を良くしました。
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板石の接着にはテーブル部と柱部に穴をあけて差禁アンンカーで固定しています。
板石周りは洗い出し施工を行い、見た目は勿論、草が生えない様にしました。
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施工後の写真です。
板石のテーブルは池の水槽と同じ高さに設置してあるので長い板を双方に渡せば大きな物置スペースがつくれます。
利便性も大事なのですが庭と違和感なく馴染んでいると思います。