作庭・剪定・管理 木下造園

2021年04月の記事

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作業前
枝が混んでいる状況です。
今まで刈り込みをしていたかの状況で害虫が冬眠するのには適している状態です。
作業後
不要枝を撤去しました。
風通しが良くなり害虫が風よけし辛い感じになりました。
枝ぶりも見えてきたのでいい枝で形造れればと今後良くなるようにもっと自分の腕を磨きたいと思います。
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施工から9年ほど経ちました。
私の身の回りでは結婚、子供が生まれたりと色々とあり、仕事にプライベートにと充実している日々を過ごさせていただいております。
この木曾石での野面積みも色が落ち着き趣がとても出てきました。
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土塀
この土塀も初めて設計施工させていただきました。
あれから時間がたち錆びて落ち着いた状況になり植物たちとの馴染みがでてきました。
構造として釘を使わないで宮大工の技術で丸太を接続しています。
土塀の下部は採光及び風通しを内側に取り入れ、小さい窓は子供でものぞけるようにと造ってあります。
内側から水の流れる音が聞こえるので好奇心がそそられます。
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滝口付近の景
木漏れ日が自然をやさしく包み込んでくれています。4月の春にウノハナも咲き季節を感じられます。
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流れの景
造ったようにみえない自然の流れです。
一部の写真なのですが石に変化をつけ景色を造っています。材料とも一期一会なので作庭時はできるだけ何も考えず本能で据え付けていきました。角度を変えれば景色が変わり、子供の頃に川で遊んだ昔を思い出します。
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マンションの空いた空間に植栽、砂利敷きをさせていただきました。
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防草シートを敷設し、草の防止と砂利が土と混ざらないようにします。隙間ができるだけ少なく、シートを適切な幅で重ねていきます。
施工前はほとんど何もなく寂しい雰囲気がありました。
幾何学模様でどのような植栽が適しているのかなかなか頭に描くことができず、何を提案すべきか案がでてきませんでした。
植物の生育環境、水捌け具合を考え、その上でお客様のご要望、ご予算に答えられるように植物、砂利等を決めました。


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特に気にしたことは360度どこから見ても違和感のない空間でした。
限られた砂利と竹でどのように空間に模様を描けるか、あらゆる角度から見渡し位置を決めていきます。


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エントランスからの景色です。
この空間の中で一番重要な位置です。
フレーム効果もあり比較的絵になりやすい場所でもあります。
アオキと地面の模様で左右の広がりが気になる部分でもあります。
できれば大きい石や落葉樹関係の樹木も入れたかったです。

また何かあることを期待してます。
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タギョウショウが害虫の被害により枯死してしまいました。
この植栽エリアは明るい日陰地で花木は向いてません。
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樹木を植え替える上で壁面の雰囲気も良く感じるので枝ぶりが良い樹木(落葉樹)を選定する事に決めました。
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株立ちで株がとても力強く植木屋さんで見た時に一目惚れしてしまいました。