作庭・剪定・管理 木下造園

2019年04月の記事

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新宿で版築土塀を造っています。
写真は型枠を外している最中です。
門扉、ポスト、インターフォンは既存の物を再利用しております。
門柱は御影石で版築土塀を挟みこむ様にしました。石で挟み込むことによって、塀の強度はもちろん、見た目にも力強さを感じますね。
版築土塀の骨材(材料)はいろんな砂利を配合して上から突き固めているのでどのような形になるかイメージして材料を入れていますが型枠をとるまで色味、質感がわからないので打設時はワクワクしてたまりません。




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型枠を外した後は、骨材の質感を出すため、ビシャンや、コンプレッサーで斫ります。
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版築土塀、自転車小屋の基礎打設施工後の写真です。
版築土塀の表面を加工して終わりになります。
全体的にスッキリとして明るみのある雰囲気となりました。


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土塀周りの雰囲気です。
土塀の凸凹した表面がいい味出してます。
暗くなるとライトが点灯し、植物の影が土塀に当たります。


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新宿区にある、A邸。
オリジナル自転車小屋を基礎から作成しています。
ここには元々一戸建てが立っていたため、解体時のコンクリートガラが整地時にたくさん出るので、再生ガラという気持ちで地盤の基礎に再利用しております。(メリットは敷地の植栽時にコンクリートガラからにじみ出るアルカリ成分を除去できると共に、コンクリートガラの処分費をカットし、砕石の材料費を浮かせられます。)
木材は檜、壁材としては晒竹を使用しています。造園の分野では御簾垣ですね。
風通しがよく、見た目もスッキリしていて涼しく感じます。耐用年数は紫外線等の環境により変わりますが、自然の材料では比較的持ちます。
久しぶりに玄人ではありませんが、大工仕事をしていて組み立てる工程とかやはり楽しいですね。
完成が楽しみです(^^)
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自転車小屋が完成いたしました。
小屋回りにわ不織布を設置して、風を通しますが雨水が中に入らないようにしています。


2019/04/03
風流桜枝

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2019年元号が発表されましたね。
ブログに記載漏れがたくさんありますが本年度も引き続き頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて、今回もサクラの生け花をさせていただきました。(2019年3月20日施工)
生け花をしていて難しいと思うのはバランスです。(見た目のバランスと大きいので安定させるバランスです。)
また、360度どっからでも見られるので強弱をつけ、変化をつけなければ自然な雰囲気がでません。
特に今回は真に滑らかな曲線の流れを意識し、力を入れてみました。

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