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中野区・源通寺 源流庭・内界〜池の景

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源流庭の内界に入って最初に目に入る池の景色。
ここから次の場所、流れへと視線を運んで行きます。

池周辺にはミズキ、カエデなどの多種多様な形、質感、色味をもった植物を植栽しています。


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池から上に目を上げると、まるで山中に迷い込んだかのような景色が広がります。
流れ、滝等の庭園の構造物全体を拝観でき庭園の深みを堪能できる視点です


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水が流れから池に落ちる景色。
ここでは水面の高低差に意識し、滝口よりも落水時の水の音、力強さを控えました。
落水の水の流れを小石で調節し、違和感なく、自然らしさをそのままに景観を創っています。


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流れ落ちた水が池の石を潤し、苔と下草を育てます。


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池を俯瞰してみた写真です。
池の水が溢れないようにする排水管と、浄水漕を繋ぐ管が目に見えない場所に設置してあります。


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石の大きさ、形を一つ一つ見ながら特徴が偏らないように配置し、自然らしさを意識しました。
この池にはメダカが放してあり、エサをやらなくても自然に育成しています。


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水際の景色。
作為が感じられないよう、自然な護岸を組みました。


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濾過槽の写真です。
目に見えない場所に浄水漕(ピット)を製作し、水を浄化できるよう、自然の石を濾過槽に使う工夫をしています。

石の大きさ別に層を二つ設け、最後にポンプを設置し、そこから水を上流の滝口にもっていきます。