新宿区・牛込弁天公園の修景のための公園緑化工事です。
既存の木製プランターが痛んでしまったため、木や宿根草花を使った寄せ植えコンテナを新しく設置しました。

プランターは公共緑化のアイテムを多く手がける、トーシンコーポレーションのGRC（ガラス繊維入り強化セメント）プランター「グレンウッディ」を使用しています。
良く見かけるコンクリート製のプランターと違って軽く扱いやすく、しかも大変堅牢なプランターで、木や石などのさまざまな色や質感もリアルに再現しています。

工事前の現場を見て、どのような雰囲気のプランターが良いのか、質と色合いはどうかなど、図面を作成して監督と打ち合わせを行いました。

植栽した木は、主木としてソヨゴ、アオハダ、オリーブ、スマラグなど。
添え木としてニューサイラン、ミツバツツジ、シャクナゲ、下草にはヤブコウジ、ツワブキ、フイリツワブキ、フッキソウ、フイリフッキソウ、ヤブラン、フイリヤブラン、フィリフィラオーレア、イワナンテンなど。

花を楽しむ木や葉色を楽しむ木など植物個々の特徴を活かして混植して足元を野草で飾った、賑やかな自然風の寄せ植えです。

ウッディな木の質感と落ち着いた茶色に緑の木や草がきれいに映えています。

季節によってそれぞれが花を咲かせ、黄緑色の色鮮やかな新葉を出し、秋には色鮮やかに変化した葉色で彩ります。。

冬は落葉して殺風景にならないよう、下草が支えてくれています。

このようなプランターを公共に使用する場合、長持ちすることも設置上の条件です。
このプランターは通常使用であれば10年以上、長ければ20年は持つ寿命の長いアイテムです。