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中野区・源通寺 源流庭・内界〜滝の景

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流れに沿って歩いて行くと、一番の見せ場である滝が見えてきます。源流庭の内界で、最後に目に入る景色です。

この滝の表情、潤い、力強さ等が、内界の庭の空間を纏め上げる景色となります。
全体を纏め上げるために石の奥行き感を出し、迫ってくるような感覚、かつ柔らかく優しい感じなどのバランスを見ながら石を組みました。


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全体の納まりはもちろん滝組の水の落ち口等は、既成概念にとらわれない自由な形で安定感を出しています。
庭の中で一番目立つ、水の落ちる部分の石は特選び抜いて配置しました。


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ここでは水の落ちる高さ、模様も意識し、静かでもなく、煩くもない水の音が鳴り響くように施工しました。
この水音が外界、内界ともに鳴り響き、人の視覚、嗅覚だけでなく聴覚をも刺激し心を踊らせてくれることでしょう。


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作為を感じさせないように石の大きさ、形などに配慮して組んだ滝周りを覆うかのように、多種多様な植物を植栽しています。


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植栽は山に分け入って出会った小滝のように、全比較的鬱蒼とした雰囲気にしてあります。
庭全体の印象と変えて変化を出し、そして滝との調和を図りました。