作庭・剪定・管理 木下造園
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バラ科ザイフリボク属のジューンベリーです。
枝葉もだいぶ伸びてきましたが実もたくさんついていました。
庭樹に食べれる果実ができるとまた楽しみが増えます。
ジューンベリーは北アメリカを中心とした樹木であり、枝ぶりの雰囲気としては洋風向きです。幹肌も比較的綺麗な感じです。
写真撮影できませんでしたが春先の白い花も綺麗で楽しめます。
豊作でした。去年より収穫量が増えています。年々増えていくので毎年収穫してお客様に渡すのが楽しみです。
そのまま食べても甘くておいしいです。ジャム、ジュースにしてもおいしく頂けます。
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山梨県大月市にある猿橋を仕事の合間に観光しました。
久しぶりの遠出だったので気分転換にもなりました。


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隣接した車道の橋からパシャリ。
天気も良く自然に溶け込んでいて綺麗に見えます。
1984年(江戸期の復元)造る時は大変だったと思いますがこうやって観光名所になり、人々を引き付けてくれます。


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精度の高い橋です。
歩いていて安心できる安定感で歩いていて気持ちよかったです。
岩盤に穴を開けて刎ね木を斜めに差込み、中空に突き出させ、上部の刎ね木を少しだけ長くだし固定させる。また屋根を造り雨による腐敗から保護をしています。
目に見えない部分の構造も凄いのですが劣化を防止する上での屋根が美しく心に沁みました。


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橋を渡り周りを見渡せば綺麗ないろんな鳥の囀りが聞こえ心が洗われる感じがします。

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橋の下に行けば綺麗な自然があります。
造ってない自然って美しいです。


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最後にテイカカズラが咲いてました。
花の香りまで楽しませていただき自然に感謝です。
追伸
テイカカズラは藤原定家が死後、好きだった女性のお墓に絡んでいたからこの名前がついたそうです。

2021/05/06
家具造り

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長いゴールデンウィークは家と道具置き場の整理をし、デッドスペースの棚づくりをしました。弊社にある大工道具、写真には植木屋では使わない道具たちが映っています。(全部は映っていません。)
木材はヒノキを使っており、削った時の香りがとても良いです。
日頃よく使う掃除道具を「ちょっとだけ汚れているけどまたでいっか」と思わないように使いやすい位置に配置し、面倒くさいと思わないようにしました。もちろん来客の方の目につかない場所です。
空間を構成する上でこういう使い易い、体裁が良い等、造園家として大事だと思います。
造り手の私だけでなく利用する家族たちが喜んでくれたので造った甲斐があります。
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作業前
枝が混んでいる状況です。
今まで刈り込みをしていたかの状況で害虫が冬眠するのには適している状態です。
作業後
不要枝を撤去しました。
風通しが良くなり害虫が風よけし辛い感じになりました。
枝ぶりも見えてきたのでいい枝で形造れればと今後良くなるようにもっと自分の腕を磨きたいと思います。
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施工から9年ほど経ちました。
私の身の回りでは結婚、子供が生まれたりと色々とあり、仕事にプライベートにと充実している日々を過ごさせていただいております。
この木曾石での野面積みも色が落ち着き趣がとても出てきました。
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土塀
この土塀も初めて設計施工させていただきました。
あれから時間がたち錆びて落ち着いた状況になり植物たちとの馴染みがでてきました。
構造として釘を使わないで宮大工の技術で丸太を接続しています。
土塀の下部は採光及び風通しを内側に取り入れ、小さい窓は子供でものぞけるようにと造ってあります。
内側から水の流れる音が聞こえるので好奇心がそそられます。
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滝口付近の景
木漏れ日が自然をやさしく包み込んでくれています。4月の春にウノハナも咲き季節を感じられます。
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流れの景
造ったようにみえない自然の流れです。
一部の写真なのですが石に変化をつけ景色を造っています。材料とも一期一会なので作庭時はできるだけ何も考えず本能で据え付けていきました。角度を変えれば景色が変わり、子供の頃に川で遊んだ昔を思い出します。
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マンションの空いた空間に植栽、砂利敷きをさせていただきました。
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防草シートを敷設し、草の防止と砂利が土と混ざらないようにします。隙間ができるだけ少なく、シートを適切な幅で重ねていきます。
施工前はほとんど何もなく寂しい雰囲気がありました。
幾何学模様でどのような植栽が適しているのかなかなか頭に描くことができず、何を提案すべきか案がでてきませんでした。
植物の生育環境、水捌け具合を考え、その上でお客様のご要望、ご予算に答えられるように植物、砂利等を決めました。


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特に気にしたことは360度どこから見ても違和感のない空間でした。
限られた砂利と竹でどのように空間に模様を描けるか、あらゆる角度から見渡し位置を決めていきます。


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エントランスからの景色です。
この空間の中で一番重要な位置です。
フレーム効果もあり比較的絵になりやすい場所でもあります。
アオキと地面の模様で左右の広がりが気になる部分でもあります。
できれば大きい石や落葉樹関係の樹木も入れたかったです。

また何かあることを期待してます。
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タギョウショウが害虫の被害により枯死してしまいました。
この植栽エリアは明るい日陰地で花木は向いてません。
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樹木を植え替える上で壁面の雰囲気も良く感じるので枝ぶりが良い樹木(落葉樹)を選定する事に決めました。
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株立ちで株がとても力強く植木屋さんで見た時に一目惚れしてしまいました。
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作業前の写真を撮り忘れてしまいました(-_-;)
ヤマブキが大きく成長していてこの場所では目隠しの効果を必要としています。
以前は四ツ目垣でヤマブキを固定していました。
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今回は柱を腐敗し辛い鉄筋にしました。
鉄筋にすることにより長持ちさせるようにしました。
建物がモダンな雰囲気なので錆びた鉄筋も目立たず馴染むと思います。
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弊社ではワイヤーを理想の長さに切り、アイスプライスをし玉掛けとして利用しています。
私が修行時に親方から学びました。
太く大きいものから重いものを持ち上げるのに使います。
荷揚げする対象物を確認して使用するワイヤーの太さを決めますが大体2分(6mm)の太さのワイヤーで事足ります。


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ワイヤーを編み込む手順。
久しぶりの編み込みなので少し時間がかかりましたが最後は石頭で叩き馴染ませ、編み込んで残った部分を切断し完成です。


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この写真をみてどこを補修したのかよくわからないと思います。が白い部分を施工しました。
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ただコンクリートを打設するだけだと車が乗り込んだ時に破損及び移動してしまうので地面に鉄筋を差し込んで固定します。

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打設する前は道路を通る車が乗り上げガチャンという音が鳴ってキャストコーナーが移動していましたが打設後は音が鳴らなくなり、お施主様のストレスが軽減できたと思います。

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オマケ
どうしても縁石と敷地の隙間ができてしまい草が良く生えてきたりします。
植木屋ですがちょっとした不便な部分の補修等も喜んで施工いたします。

2020/06/05
長野 金具屋

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コロナの緊急事態宣言解除もあり、息抜きをしたく前から気になっていた長野県の金具屋旅館に行ってきました。
息抜きとはいっても日本の芸術、伝統、文化を感じたくこの場所への旅行を決めたのです。
普段の仕事柄、庭の設計、施工、お手入れをさせていただいている中で休みの時も美しさを勉強です。
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1階の奥に進むと天井が青く塗ってあります。
260年前には建物内部の天井を青く塗って空を模していたとはすごい発想だと思いました。
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玄関の石畳
私的には縦長の目地よりも横長の方が安定感、安心感を感じられると思っていますが、ありきたりですし意味合いが何かあって縦に石を配置したのかと思います。
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廊下
水車の歯車、石を配置し、遊び心のある模様になっています。
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部屋の床
石で延べ段を庭では造りますが木で延べ段を造られているのは初めて見ました。
私は庭造りするときにあらゆるものの可能性を考えるようにして提案しますがこの床をみて固定概念をまだ捨てなければいけないと思いました。
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青空の下には商店街が立ち並んでいます。
宿の中に商店街があるなんて楽しすぎます。
(ガラスの中は展示物なのですが刺激があります。)
また床にはまるで天の川のような砂利と切り株が配置され、変化をつけてこの先に何があるのか心擽られる造りになっています。
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室内にちょっとした坪庭!?があります。
山の上で水車があり生活を以前していたのでしょう。
険しさを感じます。
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同じ窓がないのではないかと思うくらいいろんな種類の模様があります。
館内を探検するのが楽し過ぎます。


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建具
館内いろんな部分に変化を取り入れ楽しませてくれます。


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各部屋の入口には屋根があり部屋が一軒家だという意味で造られています。

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洋服ダンスの扉が一枚板で左右対象です。
美しく存在感がある模様をしています。
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床の間と欄間
床の間は銘木を使っており引き締まっている感じがします。
左右の間仕切りの位置等、仕切り部分に力を感じます。
欄間はとてもシンプルで客室に落ち着きがあるように感じます。


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お食事をいただいた部屋です。
床の間、天井が美しすぎてここに住みたいと思うほどでした。
床の間の下部には目隠しとしてなのですがこれも遊び心があります。


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至る所に遊び、変化があり楽しく忙しく飽きない感じです。少しでも良いものを感じ吸収したく、見惚れてました。今後の作庭に際して何か良いものを提案、提供をできればと思います。

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庭がだんだんできてくると気になる部分が出てきたりします。
背景となる塀は生け花でいう器のような存在です。
手前に植栽をしてくると一番遠くにある塀でも気になってしまいます。




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防腐剤塗布済みのサン木を塀に打ち付け、塀のデコボコを平らにしています。
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サン木部分に防腐剤塗布済みのコンパネを打ち付けています。この状況で庭が落ち着き、手前の構成された庭が引き立ちました。
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杉皮を張った状態です。
左右の皮の隙間はありませんが上下の継ぎ目が気になります。
まだ仕上がりではありません。
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施工後の写真です。
杉皮塀が背景として手前の庭が引き立っています。
繊細な雰囲気を感じられます。
夜にはライト(地中配管しています。)がメインとなる場所を照らし、また別の雰囲気を味わえ、庭またはベランダで食事やお茶を好きな時間に楽しめる様にしました。
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